京都市で開いていた美容室(現在はありません)「スポーツマン美容室」のロゴマークを制作させていただきました。
色の選定から始めました
打ち合わせで「色は紺色に近い水色とミルクティみたいな色」「悪っぽい・かわいい・ポップ」「筆書きのような」と要望をいただきました。聞いてもよくわからないことでも、キーワードとして受け取ることの出来る要望があるのとないのとでは制作時に「自由におまかせで」よりも考えて動くことができます。
順番に要望をクリアしていくために「色」の設定から始めました。
「紺色に近い水色」はC70+M20、「ミルクティみたいな色」はM20+Y60に決めました。
次に「悪っぽい・かわいい・ポップ」「筆書きのような」は書体をベースにしたり、太さを変えたり、手書き文字をトレースするなど色々なパターンでつくりました。
様々な案をつくった中で、図形を組み合わせてつくった案を何度も修正しながら完成しました。
ショップカードの制作
2色の色違いをつくり、考察しました。クライアントのどちらも好みになったので水色版の横型は個人の名刺として制作をすることになり、黄色版をショップカードとして制作することになりましたが、裏面のメニュー部分が縦型使いになってしまいショップカード表面では決定ロゴを縦組に制作し直しました。
マークの制作
引き続きロゴとは別にマークをお店の壁に展示したいことになり、つくることになりました。
クライアントが高校時代に野球部ということもあり、野球のボールをベースに、スポーツマン美容室の英語表記Sports Man Beauty Salonから頭文字を取ってSMBでマークを考える事にしました。
当初はハサミやクシは入れない依頼でしたが、職種がわからないといけないので、ハサミのアイコンは入れて提案しました。
野球に寄せた案が多数できましたが、私が納得できなくて水色と黄色に赤色を追加し野球のボールをベースにすることにしました。フォントもオーソドックスに長体のの太ゴシック体にしました。
マークのボール部分の周囲が白になるとわかりやすくするために境界線として外枠の罫線を入れるのですが、今回は罫線を入れずに使用の際は背景色を入れて使用するというルールを決めました。
上記は店内に飾る用で水彩画風に。
現在は店名と場所を変えており、新ロゴマークとショップカードを制作中です。
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