神戸港ラテンアメリカン・カーニバルの告知デザイン

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神戸港ラテンアメリカンカーニバル

ステージとグルメのイベント「神戸港ラテンアメリカンカーニバル」は神戸港開港150年プレ事業として神戸ハーバーランドで行われました。
こちらのイベント告知ポスターを制作させていただきました。

南米の熱い楽しいイベントで

打ち合わせではステージ予定ではブラジルサンバ、プエルトリコのサルサ、メキシコのマリアッチ、ブラジルのカポエイラ、アルゼンチンタンゴが候補になっており、食のブースもメキシコのタコス、ブラジルのシュラスコ、アルゼンチンのアサードなど南米の王道メニューが並ぶということ、開催日も真夏の8月1日・2日と南米からサンバやタンゴのステージと食と音楽がやって来る!楽しいイメージで考えてほしいとの依頼でした。

 

イメージ写真が使えない

ステージと食のブース内容で中南米のイメージでつくることはわかったのですが、企画資料写真では著作権や解像度が足りないなどの理由でポスターやチラシ印刷では使用できません。

初めて開催するイベントのビジュアルつくりで大変なのが、使用写真やイラストが提供されない場合は、会場の雰囲気も含めて全てイメージで作らなければならないことです。

リース写真を使い、イベントタイトルを大きく扱う案も考えましたが、こういう時は都合良くイメージに合致する写真は見つかったことはありません。

 

キャラクターイラスト

写真を使えないと判断し、ステージプログラム内容や出店される食べ物のイラストを描く事にしました。ブラジルのサンバ写真を使った大人(20歳以上)なデザインイメージも考えていたのですが、一転し親子で来場してほしいということで三頭身のかわいいキャラクターを描きました。

「真夏の神戸で賑やかなイベントを開催しているよー」のイメージに仕上げたくて、できるだけ多くのキャラクターを配置することにしました。

ポスターイメージ

赤と濃緑の反対色をタイトルに、ブース出店国の国旗で囲み、「中南米のグルメとステージが船に乗ってやって来る!」のテーマイラストでごちゃごちゃしつつも日時をわかりやすくしてB2ポスターは完成しました。

 

第2回のポスターデザイン

 

第2回デザイン

第2回は第1回で使用したイラストを使用し、会場の後ろが海岸ということもあり、背景を青系統にしたデザインにしました。

 

第3回のポスターデザイン

第3回は第1回と第2回からのステージイベントと食べ物の写真を撮影して貯めていたためイラストメインのデザインから一転して写真を使ったデザインで考えることにしました。

タイトルの考え方

タイトル案

イベントタイトルも仮名表記から一転して英語表記で考えることにしました。イベント名も「The 3rd Viva! Latin American Carnival in Kobe Port」(第3回神戸港ラテンアメリカン・カーニバルは読み方として小さく)と長いために省略した言い回しや頭文字からLACKPも考えましたがもっと訳がわからなくなり、また省略名も浸透していないため何のイベントかも伝わりません。

文字節ごとに区切っても全体を埋めてしまうことになってしまうため、そのままイベント名を派手にして周りに写真を配置するように制作をしました。

全体的にわかりやすいブラジルサンバやアルゼンチンタンゴのステージイベントの写真を選ぶことにより、なんのイベントをやっているかはわかるので、タイトルは少し読みづらくても会場に来ればサンバやサルサの南米系の楽しいイベントを開催するんだという方を重視しました。

食べ物の写真は背景になじませず個別に見せるようにして完成です。

第3回ポスター

文字や地図が入って見えていませんが、背景画像は上から下に開催時間にあわせてお昼から夜になるようにしました。

 

イベントは毎回真夏の炎天下にもかかわらず多くの方が入場し、夜になるほどステージも盛り上がって暑い熱いイベントとなっていました。特にブラジルサンバステージでのカメラおじさんの多さに圧倒されました。

セブンスグラフィックではポスターの他に、会場内看板、当日用プログラム、サイトデザインの制作を担当させていただきました。

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