光りと食のイベント「KOBE ディライト・ファウンテン」は、東遊園地南側園地・花時計広場(神戸ルミナリエ会場南側)で開催した神戸ルミナリエ協賛事業です。
告知ポスターを制作させていただきました。
タイトル名の変更にあわせて
2018年までは「踊る!KOBE 光のファウンテン」のイベント名でしたが、会場内の噴水部分に花時計が引越してきたため噴水がなくなりました。そのためファウンテンの言葉を使えなくなり新たにイベントタイトル名から考えることになりました。
しかし、神戸・兵庫に本社を置き、食品・酒類・飲食等を本業とする企業13社が『食の逸品』を提供する泉としてファウンテンの言葉は残そうということになり、Fountain Fountain(ファウンテンファウンテン)Foodie Fountain(フーディーファウンテン)などの提案をしました。
結果はタイトルが「ディライト=喜び」の「ファウンテン=泉」と決定し、タイトル部分のデザインから考える事にしました。
タイトル部分は英語表記で仕上げたかったので「Kobe Delight Fountain」を大文字のみや小文字などの文字組で考察します。
当初は3段組にしてできるだけ大きく扱うつもりで考えて、サブタイトルPremium Dining=食の逸品を入れて食のイベントであることをわかるようにしました。この時は読み仮名は入れない方がいいと思っていました。
また、「踊る!KOBE 光のファウンテン」ではタイトルとは別にロゴマークを制作したのですが、ポスターの上部にKOBEルミナリエのロゴマークが入ってくるためKOBE ディライト・ファウンテンのロゴマークは制作しません(ロゴを配置しても違和感がありました)でした。
B2ポスターラフ案(写真左)は過去ポスターのイメージを踏襲しつつ食べ物の写真を水彩画タッチにしたものを提案しました。
他にも(写真右)タイトルを「Kobe Foodie Fountain」(タイトル名が決まっていなかったので)として「フーディ=食通」のイベント名を入れたくて、背景を白にした今までとは違った表現のデザインも提案しました。
イベントロゴは作らなかったのですが、タイトル部分のDelight とFountainの間に噴水イメージのイラストを入れました。
英語表記の「Kobe」を「KOBE」に変更し、噴水のイラストも描き直してタイトル部分は完成です。
料理の写真は丸版ではなく協賛企業が13社出展ということで13角形の周囲にスパッリエーラ(ルミナリエ作品)をトレースしたものを分解して枠を制作し、上品な食のイベントであることを意識しました。
英語表記のタイトルのままで仕上げたかったのですが、読めないとイベントの意味がありませんので、読み仮名を一番上に配置をしました。
イベントが夜の時間帯(2019年12月6日から15日までの17時から)に開催することで背景の夜空イメージを新規作成し、タイトル名と開催期間が一目でわかるように大きくしB2ポスターが完成しました。
神戸を代表する企業のグルメが愉しめる13ブースとステージイベント
会場では花時計の周辺に、協賛企業13ブースが出店。どのお店も温かい美味しい料理を提供しており大盛況で並んでいました。
2019年に「KOBE ディライト・ファウンテン」と名称を変更しての開催となりましたが、以前の「踊る!KOBE 光のファウンテン」から毎年集客数も増えており周知も広まっているイベントになってきていると感じました。
音楽に合わせて点滅する光のショー
会場ではルミナリエ作品による光のショーを開催。音楽に合わせて、色とりどりの光が点滅し華やかに演出していました。
思っているよりも様々な光の配色パターンがあり、訪れた方たちは光のショーが始まると一斉に撮影をしていました。
ステージではジャズやフルートのライブ
日本のジャズバンド発祥の地・神戸で開催される「神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」の歴代クィーンによるジャズライブやフルートアンサンブルのステージも行われました。
ルミナリエ作品を見ながら食べるだけではなく、光のショーやステージライブがほぼ10分おきに開催し、退屈しない会場となって多くの方で賑わっていました。
セブンスグラフィックではポスターの他に、会場内看板、イベント冊子、前夜祭用チケット、サイトデザインの制作を担当させていただきました。
イベント冊子は、全メニューとステージイベントの内容を網羅したさもので、協賛社それぞれの実店舗で配布したりファウンテン会場でも置いていました。
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